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M&A.リスク.デメリット

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M&Aのリスク

M&Aはリスクがいっぱい

 M&Aのプロセスは、非常に複雑で長期間を要します。更に想定外の事象が発生する場合も多く、なかなか当初の思惑通りにはなりません。失敗してしまう要因は相手先選びから統合までの間に至るところに潜んでいます。またやっと統合までに扱ぎつけたとしても、買収してみたら予想以下の利益しか得られない・調査時に気づかなかった債務があった・人材が流出してしまった・シナジー効果が得られない等統合後にも失敗してしまう要因も多々もあり、敵対的買収ともなればこの何倍も成功への道は困難になります。

 M&Aはこれほど多くの失敗要因が潜み危険に満ちたものであり、成功させるのは非常に難しく、成功させるには細心の注意と多くの努力が必要になります。

M&A.リスク.デメリット

 M&Aは通常、数十億~数千億円という大きな費用を要し、これが失敗してしまうと買収事業はだけでなく本業までも揺るがしかねない事態となってしまいます。M&Aは大きなメリットがある反面、失敗すれば取り返しのつかないこととなる可能性を含んでいます。
 100%安全なM&Aなどありえませんが、メリットのみに目を奪われることなくリスクもしっかり把握し(寧ろこちらの方が大切)、多少時間を要してでも事前にリスクを減らす努力することが、成功への可能性を大きくさせます。

資金調達のリスク

 買収したい企業があったとしても買い手側が必ずしも買収資金を保有しているとは限りません。そこで、手元に資金が無い場合には、何らかの方法で多額の資金を調達しなければなりません。

 例えば、ライブドアがニッポン放送株の買収資金として調達した方法が『MSCB(Moving Strike Convertible Bond):転換価格修正条項付転換社債』です。MSCBはCB(転換社債)の一種で、発行されるときには社債で、所有者が請求したときに株式に転換されます。
 ただし、一般的なCBが発行時の株価を基準に転換価格が決められているのに対し、MSCBは転換価格が常にその時点の株価より一定割合低く設定されていますので、いつでも市場株価より安く株式に転換できることになります。

 MSCBは、常に株式に転換することを前提にしていますので、株式に転換されることで発行会社は債務として借りたお金を返す必要がなくなり、貸した側も差益を得られることになります。しかし、大量の株式を売却するれば株価は下がり一般株主は損をしますし、売らずに大株主となれば自社そのものを買収される危険性もあり、リスクの大きい調達方法といえます。

その他のリスクおよびデメリット

プロセスが長く複雑
従業員や顧客などから反発される場合がある
合併後、双方の組織風土の違いから、融合に手間が掛かることがある  等

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