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売上総利益.粗利益

売上総利益分析

売上総利益とは

 業種によって異なりますが『売上高-売上原価』によって求められます。一般に『粗利益』といわれるものです。これが大きいほど利益の源が大きいといえ、また取扱っている商品や製品の力を判断することができます。

売上高で事業規模をみる

 売上原価とは、卸売業や小売業などの場合は商品の仕入原価のことをいい、算出方法は『期首商品在高+当期商品仕入高-期末商品在庫高』で、当期に仕入れた価額ではなく、当期に販売した商品価額を売上原価とします。製造業などでは売り上げた製品の製造原価をいい、製品の製造過程で発生した原材料費・労務費・製造経費(賃貸料・減価償却費・水道光熱費等)などから構成されています。

おおもとの利益獲得効率

 売上総利益を売上高に対する比率で算出します。これを『売上総利益率(粗利益率)』といいます。この比率が高いほど、商品やサービスの競争力が高いといえます。業種によっても異なりますが、製造業では20~30%(なかでも製薬業は高く60~70%程度)、薄利多売が可能な卸売・小売業では5~10%以上あれば効率のよい会社といえます。

 売上総利益率(%)=売上総利益÷売上高×100

業種に適した生産性

 会社の生産性を判断するひとつに『対売上高』の指標がありますが、より正確に判断を行なうにためには、業種に毎にその算出方法を工夫する必要があります。例えば、売上高を従業員数で割れば『1人当たりの売上高』が算出されますが、これはサービス業や小売業などの会社には適しますが、製造業などでは従業員数よりも、生産設備数や営業日数などを基準に『設備1台(営業日1日)当たりの売上高』算出する方が、生産性を判断するうえで適しています。

 従業員1人(etc)当たり売上高=売上高÷従業員(生産設備台・店舗・営業日等)数

回転率で効率性をみる

 回転率とは、各資産・負債勘定が決算期間中に何回転したかを回数で表しています。従って単位は『%』ではなく『回』になります。算出方法は『売上高÷各資産・負債勘定・総資産』になり、回転数が多いほど有効に使われていることになります。例えば資産勘定である『棚卸資産』の場合、在庫金額が大きく回転率が少なければ、それだけ資金が商品となったままで資金が有効に使用されていないという状況といえます。また負債勘定である『借入金』にしても、借入中は金利の支払が発生しコストがかかってしまいますので、できるだけ早く返済し残高を減らし回転率を上げたほうが有利になります。

 回転率(回)=売上高÷各勘定科目(売上債権・棚卸資産・有形固定資産・仕入債務等)

用語説明

売上原価とは

 売上原価とは、卸売業や小売業などの場合は商品の仕入原価のことをいい、算出方法は『期首商品在高+当期商品仕入高-期末商品在庫高』で、当期に仕入れた価額ではなく、当期に販売した商品価額を売上原価とします。製造業などでは売り上げた製品の製造原価をいい、製品の製造過程で発生した原材料費・労務費・製造経費(賃貸料・減価償却費・水道光熱費等)などから構成されています。

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