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事業計画

事業計画の概要

 事業計画とは、中期.年度(1~5年年後)等の目標.戦略.戦術等を画いたもので、全社員が日々における業務活動を行う上でその具体的な方向性を示してくれるものです。
 ただこの事業計画ですが、折角あってもあまり日々の企業活動の中で上手く活かされておらず、『お飾り』となっている場合がかなりあります。原因を挙げるならば①従業員に計画が理解されていない達成意識の欠如の2点です。

 また、事業計画の内容が第三者からみると夢物語のような内容になっていることも多く見受けられます。例えばアイデアや技術が先行し、希望的観測や過去の成功体験のみから作成され、企業を取り巻く外的要因を考慮せず市場の変化にも対応していない、現実味に欠ける事業計画となっているなどが代表例です。
 事業計画は未公開企業ならばいざ知らず、公開企業ともなれば第三者(投資家・証券会社等)が納得できるような内容にしなければなりません。第三者に納得させるには、業界の状況・競合他社・実現的な販売先などの可能な限り客観性のあるデータに基づいた事業計画を策定することが必要です。

会社の将来像を描く

 中小企業の場合、計画の内容や事業拡大の将来像等(特に中期計画)が社長及び上層部の頭の中だけあり、社員(特に組織の末端になる程)は自社の中期的方向性をあまり理解しないまま、今日・明日の売上げ目標の達成のみに日々汗を流しているというケースが多くあります。
 この様なケースになってしまう理由としていくつかあると思いますが(中期計画が固まっていない・書面等にする時間が無い・作り方が分らない等)、実際戦場で戦う社員が今日・明日の数値目標『売上 ○○万円!』だけで動き、その動きの積み重ねである最終目標(中期計画)を知らない状況は、当該計画が達成できる可能性は当然少なくなります。

 事業計画は社員全員が理解した上で、事業計画を達成する為の第一歩として今日の目標が『売上○○万円!』としなければなりません。

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 更に公開企業ともなればこの事業計画は会社内部だけでなく、社外(株主・投資家等)にも理解してもらう必要があります。なぜなら株価の上昇・維持の為には、投資家に自社の事業計画を理解し事業内容の将来性を知ってもらうことが自社株の投資へと繋がるからです。多くの上場企業が、会社説明会・HP等で事業計画や企業の現況等の説明(いわゆるIR活動)を積極的に行っています。

 事業計画は企業成長を促進するためにも、公開後には自社株の評価を高める(株価を上げる)ためにも重要なものになりますので、その内容は上層部のみが把握していれば良いわけではなく、社内外問わず理解してもらわなければなりません。

参考:【株式上場実務Navi】IPO専門家が語る[事業計画]

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