株式公開を目指す企業に株式公開準備作業の概要・最新情報等を提供支援するサイトです。

株主総会.用意.準備

株主総会の準備

株主総会を円滑に行うために

 株主総会の開催に当たって未公開会社等の中小企業では、株主のほとんどが身内や友人等で構成されている場合が多いので、リハーサルなどの事前準備(模擬総会)などは行わずに、ぶっつけ本番もしくは書面のみので済ませてしまう場合がほとんどです。

株主総会.用意.準備

 しかし株式公開会社等では、不特定多数の外部株主が出席しますので、事前に総会問答集等によって総会が迅速かつ円滑に進行し、とどこおりなく終了するようにリハーサルなどを行う場合が多くあります。もし、株主総会の運営中において法に則って行われなかった箇所があれば、『決議取消』となってしまうこともありますので、株主総会の運営においては注意が必要となり、そのような事態にならないためにも、十分な前準備が必要となるのです。

株主総会での獲得目的

 株主総会の運営準備をするにあたり、まず株主総会での獲得目的を認識しておく必要があります。なぜなら運営準備において、『その獲得目的を獲得するためにはどうするか』が、準備作業での判断基準となるからです。

 株主総会での獲得目的も、市場や社会情勢の変化と共に移り、以前は、『総会屋への利益供与や総会での暴力などの排除』を目的とし、『会社提案議案の可決』は目的として重要視されていませんでした。しかしながら近年は、総会社もほとんど数えるほどしか居なくなりましたが、逆に会社提案が否決されることが多くなりました。
 そこで現在の株主総会では、現経営陣が自分達の経営方針に対す株主の支援を得るための活動を中心とした、IR型総会が増えています。

株主総会.用意.準備

 株主総会での獲得目標としては、以下の項目があげられます。

会社提案議案の可決

 安定株主の割合が半数を下回る会社が多くなり、取締役会提案が総会で否決・撤回されるケースが増えてきました。従来、株主総会の決議結果は、取締役会で事実上決まっていましたが、近年は株主の賛同を得るために、どのような取締役会提案を出して行くかが重要となっています。

SR(株主重視)活動

 経営陣は、日頃から自分達の経営方針を株主に開示や説明を行い理解を得て、株主の信頼と指示を獲得する必要がありますが、こうした努力を『SR(Shareholder Relations)活動』と言います。このSR活動の具体的な方法として、株主総会や株主懇親会の開催が揚げられます。

適法な運営

 株主総会に瑕疵があれば、その決議は取り消されてしまいます。例えば、取締役選任決議が取り消されてしまえば、経営陣不在という事態となり、経営が立ち行かなくなってしまいます。担当者は、最低限の必要要件として『適法運営』には細心の注意が必要です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.ipo-navi.com/mt/mt-tb.cgi/1407

株主総会.用意.準備

株式上場実務Naviインタ ビュー