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株主総会.議長

議長の選任.役割

株主総会の議長

選任

 株主総会の議長は、会議体の原則に従って、その会議で決定することができるが、定款に定めがあればそれによることもできます。定款では議長を特定することも可能ですし、選任方法を定めること(『取締役会で選任する』等)も可能です。
 少数株主が招集した総会では、定款の議長の定めの効力は及ばないので、総会で議長を選任します。

役割

 株主総会の議長の役割としては、『適法審議』『時間内審議』『秩序維持』があげられます。

 『適法審議』
 株主総会は法に従って適法に行なわなければなりませんので、適法に総会が行なわれるよう、審議を進めなければなりません。適法な審議のためには、①動議の処理説明義務違反にならないこと質疑打ち切りのタイミングを誤らないこと、の3点が実務的に重要になります。

 『時間内審議』
 議長にとって、効率的に合理的な時間内で必要な審議が行なえるように、議事を整理する事も大切な役割です。例えば一般株主の質問の中で、総会の目的に関係のない事項(個人的なトラブル等)を延々されては、出席している他の株主に迷惑となります。目的事項に関係のない発言は制限し、意味のある審議に集約していかなければなりません。

 『秩序維持』
 株主総会における、秩序維持も議長の役割です。暴力を働いたり、議事を混乱させる行動をとる者に対しては、制止や退場させるなどして、きちんと議事が運営できるようにしなければなりません。

権限

 議長には、株主総会の審議を目的事項の審理に集中させ、効率的に議事を進めるために、議事の進行の仕方について決定する事項として、以下にあげる権限等が与えたれています。

審議の方法、株主の発言時期を指定する権限
発言者を指定する権限
発言時間、質問数などを制限する権限
回答者を指名する権限
質問の打ち切りをする権限 等

 決議の内容を決めるのは株主の議決権の多数決によりますが、形式的な進行に関しては議長が権限を有しています。

議長の心得

議事進行の主導権を株主に渡さない
質問者および答弁者の指名は、議長の専権
細かい議論に巻き込まれない
仮定の質問には答えない
怒号・罵声に影響されず毅然とした態度を保ち、振り回されない

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