有価証券売出し
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売出し
体系図
売出しとは
『売出し』とは、既に発行されている有価証券および有価証券表示権利で、現にある個人または法人が所有しているものを、公衆に向かって一時に大量に売りさばこうとするもので、その売出価格・売出期間等の条件が同一で、50名以上の者を相手方とするものをいいます。
なお、ここで定められている『50名』という数字は、有価証券を実際に取得した人数ではなく、被勧誘者の人数を指します。
ただし、証券取引所における有価証券の売買および証券取引所に上場されている、有価証券のPTS(私設取引システム)における取引等は、投資家が基本的に十分な投資情報を入手することが可能であることから、売出しには該当しません。
売出しの目的
『売出し』は、新規上場企業において創業者やその親族等のオーナーが、所有している株式を、その企業の上場時に伴い浮動株主を増やす目的等のため、公衆に向かって一時的に、かつ大量に売りさばこうとするものです。
上場時の売出し株式数は、資本政策の立案時において、重要なポイントとなる上場後の『株主構成』を考える上で、欠かせない要素となります。
資本政策の詳細は[株主構成]
■公開株数
IPO(新規上場)企業のデータ等において『公開株数』という用語が出てきますが、公開株数とは、上場審査基準に規定する株主数等の基準を満たすため、また、上場後に当該株式の円滑な流通と公正な価格形成を確保する観点から、株式の上場に際して、放出される株式数をいいます。この株式放出の方法には、『公募』『売出し』『公募および売出しの併用』の3つの方法があります。
この公開株数をどの程度にするか、またいずれの方法によるかは、株式分布状況等の上場審査基準の充足・創業者利潤の獲得・申請会社資金調達の必要性・公開後の株主構成・公開時の株式市況等を総合的に勘案し決定します。
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